毎年、年末時期になると転職活動を開始する人が増えてきます。
来年の4月をターゲットに活動を始めるのです。
今年はコロナ禍で厳しくなった業界によっては例年以上に動く人が多いのではないかと思います。
20~30代は転職が当たり前になっている
インターネットを中心としたIT業界の転職が多い業界だと思います。
特に20~30代でも転職開始をする人も多く、若い世代ながら2~3社は普通に経験している人が多いかと思います。
キャリアを積み上げるために転職を繰り返すのであれば前向きにトライしても良いかと思います。
大手企業に転職できれば安定した環境の中で、ダイナミックな仕事ができるかもしれません。
ベンチャー企業であれば寝る間も惜しむくらい没頭して仕事に集中し、普通では得られない経験を持つことができるかもしれません。
インターネット業界は「出戻り組」が増えてきている
インターネット業界に限っては、職種をチェンジしない限りは仕事は劇的には変わりません。
同業種のベンチャー企業に転職しても、自分一人で何でもこなすような仕事になります。
独立しても、今の会社の下請けのような立場になってしまえば、結局は同じ人間関係のなかで仕事をしているだけということになります。
フリーランスになると継続して仕事をしてくことも大変です。
最近は安定感を求めて同じ会社に転職する「出戻り組」が増えてきています。
何も考えずに転職するのはリスクが高い
転職するには理由がありますが、大半はネガティブな理由で会社を出ることが多いと思います。
「今の環境から離れたい」
「年収が不満がある」
「人間関係に疲れた」
しかし、ネガティブな理由での転職は慎重になったほうがいいかもしれません。
もし出戻るようなことがあれば、同じ会社で異動をしたほうがベストな場合もあるからです。
転職が一般的な時代になって、誰でも機会があれば会社を変えることができるようになりました。
しかし転職しやすい環境何も考えずに一時の思いと勢いで転職することはリスクの高いということも理解しておかなければいけません。
今の環境を改めて理解しておく
転職は「仕事内容」「給与」だけ判断してはいけません。
「フレックスタイムで働けるか」
「テレワークで仕事ができるか」
「スキルアップなどの教育支援はあるか」
「福利厚生は充実しているか」
「仕事環境(設備)は最先端か」
「401Kは利用できるのか」
今まで会社で当たり前のように利用していた環境でも会社が変わると状況が変わってきます。
今の会社環境や待遇がベストな場合もありえます。
「ネガティブな理由」が先行して勢いで転職するまえに、少なくとも今の会社の環境を冷静に評価しておくべきです。
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