「不動産投資」はストレスへの「順応力」が必要

「不動産投資」に必要なのはストレスへの「順応力」

渋野日向子は新しいプロフェッショナルの姿

先週は、女子プロゴルフの渋野日向子選手が全英オープンで優勝するという偉業を達成しました。

 

私も深夜にも関わらずテレビ中継を拝見し歴史的瞬間に感動しました。

 

プロ1年目で初出場でメジャー初優勝することは当然素晴らしいのです。

 

しかし世界が賛同したのはプレーの合間に見せる笑顔と常にリラックスできるメンタルの強さです。

 

スポーツの種類問わず、ビジネスの視点でも見習うことが多かったと思います。

 

常時「笑顔」は意図的にできるものではありません。嫌なことがあれば顔に出るのは人間の性です。

 

また笑顔の中でプレーでのアドレスに入ったときの真剣な表情になる集中力はさすがプロフェッショナルと感じました。

 

「常に勝つ」というプロとしての使命を持つ部分とエンターテイメントとして周囲を幸せにすることができる二面性は、これからのプロフェッショナルの姿だと思います。

 

渋野日向子が凱旋試合を行った理由

みんなが驚いたのは帰国後にすぐに北海道の試合に出たことです。

 

あれだけハードな試合の後に時差ボケもあるような移動での疲れがあれば、参加しなくても良いと思います。

 

もちろんプロとして連続優勝をめざしていたのかもしれませんが、理由は他にあったのです。

 

しかし、敢えて渋野選手は「海外試合直後の国内試合」を想定して強行出場したのです。

 

体調管理や対応力を試していたということです。

 

これは中々できるものではありません。先を見越してのストレスへの「順応力」を訓練していたのです。

 

不動産投資にも「順応力」が必要

充能力は聞きなれない言葉かもしれません。

 

「環境、境遇、ストレスに応じて、体と心を変化させる能力」のことを意味します。

 

不動産投資でも様々な環境の変化によるストレスを感じます。

 

「家族が反対して購入できない」

「物件の買い付けが出来ない」

「融資が下りない」

「入居が埋まらない」

 

普段から会社ではきっちりと業務をこなしている人からすれば、コントロールできない不動産投資はストレスを感じることがあります。

 

特に「退去」の連絡が管理会社からくると一番ストレスを感じます。

 

一喜一憂しても切りがありません。なぜなら購入したから売却まで満室経営で終わることはできないからです。

 

まずはこの事実を知ったうえで、このストレスを順応していくようにしていかなくてはいけません。

 

私は空室が出た際は、これを機会に色々と試してみます。

 

マイソクのデザインを変更する

広告費に条件をつける

入居者へのプレゼントを検討する

 

敢えて「試す機会」だと前向きに捉えるようにすることで、ストレスを解消しようとしています。

すべて完璧にしないと気が済まないというオーナーもいると思いますが、あらゆる状況が起きてストレスを感じても対応できる順応力が必要です。

 

購入時から空室でも大丈夫なように収支シミュレーションを設定していれば不意な状況でも対応できます。

 

「入居率100%」「家賃下落なし」「修繕費なし」のシミュレーションで満足してはいけません。