スルガ銀行のアパートローン再開か

スルガ銀行のアパートローン再開か

スルガ銀行の不動産投資をするためのアパートローン再開の情報が出始めたようです。

不正融資の不祥事以降、業務停止などもあり新規での融資受付は停止されていました。

先月の全件調査の公式発表の際に新規融資業務を5月下旬に再開するとしていましたが、内々で進めていたということでしょうか。

レオパレスによる施工不良アパートや先日のTATERUの業務停止命令などで不動産投資は一時期の盛り上がりがなくなり冷え込んでいます。

アパートローンの雄であったスルガ銀行の再開となれば、業界全体にも動きが出てくるかもしれません。

今までのスルガ銀行のアパートローン

スルガ銀行は、一般的なメガバンクと比較すると認知度は低かったかもしれませんが、不動産投資をする人であれば知らない人はいないくらいの絶大な知名度のある有名な銀行です。

不動産投資といえばスルガ銀行と言われるくらいの積極性でした。どのような物件に対しても他の金融機関と比較して「評価額が高い」「融資期間が長い」「融資スピードも速い」とういう点で特筆していました。

唯一の難点は金利が高いことでした。原則4.5%です。団信の費用は金利に含まれていますが都銀や地銀、信金などよりも高めの金利設定となります。

しかしこの独自の路線をつくることによりアパートローンなどは頭金がゼロでも全額融資するなど、思い切った融資を行って不動産融資を急激に伸ばしてきました。

しかし実態は過剰なノルマから組織的に融資審査がまともにできていない状況になり、結果1兆円を超える不適切融資をつくる結果となってしまいました。

スルガ銀行の新アパートローン

あくまでもインターネット上での情報なので確証はできないですが、事実だとすればおおよその方向性は決まったのではないかと思われます。

項目
対象エリア 全国 東京都内
属性(年収) 700万円以上 なし
属性(勤務先) 重視 不問
※自営業でも可
金利 4.5% 2.0~3.0%
融資期間 耐用年数を考慮しない場合あり 耐用年数
※劣化等級などでプラス評価
上限融資金額 年収の20倍〜30倍 2億円
対象物件 中古、新築、築浅 新築、築浅
※旧耐震は不可

キャッシュフローを出すために重要な「融資期間」に関しては、以前のスルガ銀行であれば信用毀損の部分はありながらも耐用年数を無視して、25年や30年まで伸ばしてくれていましたが、今回は適合しないような融資条件です。

「中古」より「新築」重視の融資条件

都内で新築となるとかなり限定感があります。

長期的に安定的な不動産投資となれば、中古より新築であれば融資評価がでるということでしょうか。

都内限定となると利回りも5%前後といったところでしょうか。物件価格も億単位になるかもしれませんので、メガバンクと同じく富裕層向けのアパートローンになってしまった感があります。

過去と同じような過剰ともいえるような不動産投資への融資戦略とは一線を画くす内容ですが、融資の健全性を明確に銀行としての信頼性を取り戻すには仕方のない条件なのかもしれません。

今回のスルガ銀行のアパートローン再開が本当であるならば、今後の不動産投資の活性化に期待したいところです。

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