不動産投資は早く始めた方が良い?

不動産投資をしたい人が若年化しているという記事がありました。

 

実際にセミナーや不動産関連の展示会などに参加すると、昔のような年配の方は少なくなったような感じがします。

 

今の若い世代は「車を持たない」「家を買わない」など買い物に関して消極的なイメージもあるのかもしれませんが、実はしっかり貯金ができている世代です。

 

そして、貯金だけでは将来が不安であるという選択肢から「投資」に積極的なのかもしれません。

不動産投資は早く始めた方が良い?

私が参考にしているある不動産投資家のかたの言葉です。他の不動産投資家で成功している方も同じような意見を持っているかと思います。

 

不動産投資を始めるには、派手なCMや投資セミナーで感化されて始めても失敗する場合もあります。不動産投資知識も必要ですし、今となればそれなりの資金もないといけません。

 

それでも何歳から不動産投資を始めている人が多いのでしょうか。あるメディアのアンケートで下記のような数値が出ていました。

 

初めての物件を購入した年齢は、最も多いのが30代!

不動産投資の経験者に聞いたところ以下のような結果が出ています。


10代:0.0%
20代:12.0%
30代:40.6%
40代:38.3%
50代:8.5%
60代:0.8%

最も多い回答は30代になります。30代~40代で全体の80%近くを占めています。

 

自分は40代に入って始めて区分マンションを購入しましたが、30代には不動産投資という世界があることさえ知りませんでした。会社にかかってくる新築ワンルームマンションの営業電話に辟易していたくらいです。

 

30代から不動産投資を実践できることは素晴らしいことですね。私も返済期間のことを考えていれば早々に始めれば良かったと思っています。

 

30代は投資といえば株式投資しかしていませんでしたし、現在のように不動産投資の情報があまりにも少なかったと思います。

 

今は逆に不動産関連の本やセミナーが増えてしまったので、学習をして良し悪しを見定める必要がある状態になっていると思います。

給与収入と家賃収入のどちらが多いのか

同じアンケートで興味深い内容の項目がありました。

 

給与収入と家賃収入のどちらが多いのかという質問に対して家賃収入の方が多いと答えた方は16.8%になります。


そのうち「賃料収入のほうが10倍以上多い」と回答した方も1.6%いらっしゃいました。給与収入とダブルでもらっているので非常に恵まれた充実した環境にいらっしゃるのだと思います。

 

それでも「給与収入の方が多い」で54.5%と、全体の半数以上の方は給与収入の方が多いと回答しています。不動産投資を副業レベルで見ている人が多いのだと思います。

 

逆にセミリタイアと呼ばれる「給与所得を得ていない」と回答した人は8%程度でしたので、実際に家賃収入で生活している人はまだまだ少ないのだと実感します。

 

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実際のキャッシュフローは少ない

あくまでも収入ベースの数値なので、実際のキャッシュフローは少ないと想像します。管理費や固定資産税などを引くと1030%前後という方が大半なのかもしれません。

 

購入した物件の内容にもよりますが、サラリーマンが副業で不動産投資する際にはそこまでお金が入って生活できるレベルではないのかもしれません。

 

この金額を多いと思うか少ないと思うかは個人の生活レベルにもよると思いますが、キャッシュフロー重視にならずに長期的に資産を形成していくものだと考える方が精神的には楽なような気がします。