これからは「不動産投資」だけでなく「複業」することが大事

不動産投資以外の仕事

今年は「副業」ならぬ「複業」が本格的に意識していかなくてはならないと思います。本業での業務時間以外でアルバイト的な仕事をする副業のレベルではなく、複数の生業を持つ「複業」を持つことが大事になってきます。会社だけではない第二のキャリアを築くことを「パラレルキャリア」と呼ばれています。

 

「副業」が本業以外に仕事をすることを示すのであれば「複業」は同時に二つ以上の職業をもつ新しいライフスタイルを表しているとも言われています。それは人生100年時代と言われている中では、現代の「生き方」の一つになっていくことでしょう。

 

サラリーマンとして不動産投資をしているのであれば、すでに「会社員」と「不動産経営者」としての属性を持っていることになります。ここから「ネットショッピング事業者」「ライター」「デザイナー」「カメラマン」などの新しい属性を追加していくことになります。

 

これからは「収入分散」がとても大事になる

先行きがわからない時代だからこそ、複数の仕事をもつことで経済的にもリスクヘッジに繋がることになります。収入を分散することはこれからの時代を過ごしていくことには非常に重要な要素になってきます。

 

「不動産投資」で少額でもベースとなる収入を得ることができたのであれば、次は自分の強み(スキル)を活かすことができる仕事を始めてみることを考えてみたいと思います。不動産が「有形資産への投資」とするならば、自分の強みを活かした仕事をすることは「自分への投資」になります。

 

複業」といってもいきなり事業を起こして「本業」を超えるような計画を立てるのではなく、まずは1日1時間でもいいので継続できることから始めることが大事です。一昔前のような飲食業や警備員などバイトではなく、自宅でインターネットを使ったビジネスで始めるのをお勧めします。

 

すぐに思いつかないのであればクラウドソーシング(アンケート調査やライティング)から始めるもの良い経験ですし、まずは自宅の不用品を販売するようなシェアリングエコノミー(ネットオークション、フリマアプリ)から始めて自信を持つことでも良いと思います。

 

その中で「続けても苦にならない」ものがあれば「複業」に近づいていきます。サラリーマンの本業並みの動きを必要とするのは、最初の段階では避けたほうがいいと思います。まずは下記のようなサラリーマンの本業にはないメリットを活かしてできることを条件に継続できること考えていくべきです。

・好きな時間(1時間程度)を使って働ける
・仕事の内容を選ぶことができる
・対面での営業活動がいらない
・打ち合わせなどが必要ない
・事務手続きや調整などをしなくていい

 

不動産投資だけの収入ではリスクがある

サラリーマンをセミリタイアをして「不動産投資」だけの収入で生活できる人も存在します。しかしこれではサラリーマンと同じく収入源が一つです。これからの時代には非常にリスクがあると思います。

 

サラリーマンでも「不動産投資」として少額でも収入があるのであれば、精神的にも余裕があると思いますので、「複業」の可能性をさがすためのチャレンジできると思います。今年は「不動産投資」は堅実に経営していきたいと思いますが、同時にいろいろな「複業」の可能性を見出していきたいと思います。