地方銀行が「不動産投資」セミナーを開始

銀行では「資産形成」を目的とした無料イベントを開催しています。ゆとりある生活が送れるために「今、ご自身の資産をどうするべきなのか」「何を準備するべきか」を考える機会を与えるようなセミナーが多いです。

銀行は普段15時に窓口が締まるため、一般的なサラリーマンは銀行員とじっくり接する機会がありません。また銀行側も金融商品の説明ができません。そこで興味を引くようなテーマを用意して土日や平日の夜間にセミナーを開催します。

よくある資産形成セミナーとしては、下記の類の内容が多いかと思います。

・ローン(住宅、教育)

・年金対策

・生命保険

外部のファイナンスプランナー等の金融に関する専門家を呼んで様々なお客様のニーズに合わせて開催をしています。中には講師会社として投資信託会社による金融商品を積極的に紹介するセミナーもあります。セミナー終了後に希望者は「個別相談会」と称して担当者との名刺を交換し商品の詳細説明につなぐような流れになります。

最近の傾向として興味深いセミナーとして、不動産投資融資で有名なある地方銀行が都内の店舗で「不動産投資」を絞った内容で資産形成セミナー始めたことです。

有名な不動産専門家が実際の不動産市況の説明などを丁寧に説明する内容を開催しています。今後の予定を見ると本を出版してメディアにも良く出ている不動産投資家が登壇して、「空室対策」や「キャッシュフロー経営」についてなど、より専門的な内容のセミナーを予定しているようです。

通常であれば不動産投資コンサルティング系会社やアパート会社が懇意にしている金融機関の担当者や支店長クラスを招聘して「融資の現状」「融資商品の説明」をするといった流れのセミナーが一般的でした。(現状の金融機関の取り巻く環境では、しばらくは開催が難しいかもしれません)

しかし、今回は発想が全くことなって、金融機関から「不動産投資」を説明する内容になっています。参加者は当然ながら「不動産投資」経験者で開催している銀行と取引のある方が大半です。参加した人の話を聞くと個別説明会では「融資」の相談ができる流れになっていたとのことです。(とはいえ何か融資条件が優遇される情報はありませんでした)

各地方銀行も付加価値のあるサービスを提供するために、今後は様々な動きをしてくると思います。融資条件が「スルガ銀行」「西京銀行」のように過度な融資を大量に行っていた以前に戻ったと言われています。銀行側も属性などの条件が合えば融資するのではなく、積極的に不動産投資をする方のリストを独自で集めているのかもしれません。

いずれにしても不動産投資での融資を受ける立場としては、周囲の噂(金利、融資期間)に惑わされることなく、正しく借入ができるパートナーとしての金融機関が必要不可欠になります。こういったセミナーを通じて銀行との付き合いを作っていくこも大事かと思います。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする