「TATERU」サイトに「採用情報」がない事実

「TATERU」において売上の9割を占める主力ビジネスであるアパートメント事業が業績不調により株価含めてさえない状況が続いています。先日の4半期報告書においては手持ちの現金も大幅に減少しており、不良在庫化しつつある自社アパートが維持できるのかが、今後の焦点になっていくかと思われます。

今一度、「TATERU」のホームページを確認したところ、通常存在するはずのコンテンツがありません。「採用情報」のページが一切見当たりません。

今年の春から「TATERU」に商号を変更しているのですが、東証一部上場企業として「採用情報」がなかったと思えません。仮に採用計画がなかったとしても「現在、採用は停止しております」の表記があることが普通です。

実際に先日の報告書では、従業員数は下記のように報告されています。

当第4四半期連結累計期間末における従業員数は、88名増加し505名となりました。これは当社グループの業容拡大による新卒採用などの要因により、主にTATERU Apartment事業において59名増加したことによります。

TATERU四半期報告書より

アパート事業に59名となれば、全体の10分の1を3か月で増やしたことになり、東証一部上場企業とはいえ新興ベンチャー企業並みでの急拡大していることを表しております。しかし現在では新卒採用ですら募集要項が公開されていない事態となっています。

転職系の大手サイトで「TATERU」での募集を探しても見つからない状態になっています。急拡大とは反して売り上げが急減したことにより人事計画も停止したことが予想されます。今後売上が伴わなく、人件費のコストが嵩むようであれば、リストラという選択肢も想定されます。

リストラする以前にベンチャー企業並みの急成長、急拡大をしている「TATERU」ですから出入りが激しい状況だと想像されます。事業としてIoTなど駆使して競合アパート会社との優位性を打ち出しているので、IT技術者を多く採用されてます。実際に1年ほど前には一時期転職サイトに多く募集されていました。

IT系の技術者は各業界からニーズが高く、トレンドにも敏感なので転職される回数が多い傾向にあります。このまま事業が衰退していくのであれば、おそらく真っ先に退職をされていくかと思われます。

急成長企業で危険なのは、新卒社員が辞めていくより、このような特殊なスキルで中途入社した人が1年もたたずに見限って辞めていく状況です。こうなると一気に組織が衰退していきます。

上場直後のベンチャー企業に携わってきた立場からの意見ですが、事業が縮小すると中途採用希望者も減ります。復活するには、新卒が成長するのを待つなど多大な時間を要します。そうなると当初の事業計画がさらに鈍化します。

上場企業がゆえに、一部の従業員の不正が負のスパイラルを加速させてしまいました。(  第三者調査委員会で組織ぐるみとなれば甚大な状況になるでしょう)年内にも事態は大きく動くかもしれません。

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