「融資」先行の不動産投資で本当に良いのか

融資先行で良いのか

最近のセミナーの傾向を見ると「融資」中心の案内が目立ってきています。スルガ銀行の不正融資による金融機関の融資引き締めから、不動産投資のテーマとしても「どうしたら融資がひけるのか」は関心を示す内容なのかもしれません。

有名不動産投資家の方が登壇されるセミナーも「融資付けのテクニック」的なテーマが多く見受けられ、書籍でも「融資」を割合を増やしたような本が増えたような印象です。

内容を見ると事前資料の準備から、交渉の身だしなみ、銀行員との接し方まで、まるで「就職活動の面接」ノウハウ本のような仕上がりになっています。

「元銀行融資担当による選ばれるオーナーの条件」「数十億円を2年で借入できた理由を教えます」的な内容は、不動産投資を複数棟持っているオーナーであれば、今後の拡張を検討するうえでは非常に興味深い内容になっていると思います。

また、不動産投資の関連する書籍には、物件購入するテクニック一つとして、買い付ける前に「金融機関への融資確保」が先に必要と書かれていることがあります。それだけ経験者には大事なプロセスなのです。

しかしながら不動産投資の初心者にいきなり銀行へ打診はできるものではありませんので、かなり難易度のある進め方だと思います。

短期間で不動産投資を進めてセミリタイヤをゴールにするのであれば、融資に対してプロフェッショナルなテクニックを身に着けることは大事だと思います。

しかしサラリーマンの副業的な不動産投資として、多くても2~3棟の所有であればという方には「融資」に対してプロフェッショナルなテクニックは必要ないと思います。

ある不動産投資をされている方で「アパート経営(実績)10年続けて黒字を出していれば融資は必然とついてくる」という内容の話を聞きました。急いで多額の融資を獲得しなくても良いという意見でもあります。

本当に必要なのは融資付けテクニックではない

不動産投資をする上で「融資」自体とても大事な要素ではありますが、まずは良い物件の見極め方的な内容のほうが初心者不動産投資家には重要だと思います。昨今の不動産投資に関する情報の偏りは順番が逆転しているかの印象があります。

まずは、不動産投資に対するゴール(副収入、資産形成)があって、それを実現するための規模、対象物件を選定します。そして物件の見定めを行い、ようやく「融資」の話につなげていくほうが、納得感があると思います。

これだけの「融資」が獲得できるので、これくらいの規模の物件を購入できるというのは、不動産投資の初心者の進め方としては不適格だと思います。

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