「TATERU」の1.2億円のアパートは購入するべきではない

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

TETERUアパートTATERU ホームページより引用

いまだ事態の終息がみえないTATERU問題ですが、ニュースなどのコメントの話題になっているのは「1.2億円のアパート」です。「アパートはそれほど高いものなのか」「そこまで掛ける投資なのか」という意見がでています。

1億円を超えるアパートは、富裕層向けの物件

都内(近郊含む)であれば、数年前から1億円を超えるものは存在していました。土地が高いので、表面利回りも4~5%台が大半になります。これは本当に富裕層向けに土地資産を得るための物件だと思っていました。

銀行系の不動産の方に聞くと、実際に資産家の方が節税、相続対策で購入されることが多いらしく、土地や金融資産を潤沢に持っていないサラリーマンには不向きであると説明を受けました。これは本当に私のような一般サラリーマンは縁のない物件なのです。

それでもここ最近は、1億円近い物件が地方都市でも出るようになったと聞いていましたが、今回の「TATERU」不正融資問題で「名古屋市内で1億1800万円。利回りは6.42%。木造3階建て、全9戸のアパート物件」が出てしまいました。

土地が高くなったのか、建築費が高騰したのかわかりませんが、新築のアパート(9戸)では高すぎます。場所の詳細がわからないのですが名古屋市内でも中心街でないとしたら、資産価値も低く売却することも困難なことが予想されます。

高い金額のアパートを購入するのがゴールではない

1.アパート購入する目安を決めておく

3~4年前になりますが、一棟モノでの不動産投資をに始めるときに、自分の金融資産を想定して下記の基準で探し始めていました。

中古アパート:3,000万円~4,000万円
新築アパート:6,000万円~7,000万円

中古アパートは、値段が安いものの長期で借入できることは不可能だったと思っていたので(スルガ銀行など一部の地銀では30年近くの長期間でも出していたようです)、キャッシュフローがほとんど出ないと判断していました。

さらに不動産投資で毎年売買するのは、本業とのバランスを考えて時間的にも大変だと思いましたので、最低でも10年以上の長期保有での物件を希望していました。そうなると比較的運営コストが掛からない「新築アパート」の一択になりました。

そこで、上記のような目安を持って物件を探しはじめました。最初は運がよく6,000万円台の名古屋市内のアパート購入することができました。6戸と小規模ながら、コンパクトなアパートで今だに満室で運営できています。

2.購入総額が高いから「価値がある」というわけでない

不動産投資は、高級車、高級腕時計のように「値段が高いから価値のある」ものというわけではありません。不動産投資は「所有欲」によるものではなく、アパート経営として確実に物件の資産化、現金収入を得るために行うものと思っています。

何かはいまだに「これくらい融資を受けた」と自慢をされている方もいらっしゃるようですが、融資はあくまでも「借入(借金)」なのです。最後まで「借金」がある不動産投資は、ゴールではないような気がします。

TETERU物件を購入された方は、ひょっとしたら「少ない資金で、1億円超えのアパートが購入できた」と最初は得意になっていたかもしれません。

今回のような1.2億円のアパートは、私の基準では5,000万円以上予算をオーバーしています。1.2億円もあれば、新築アパートを購入しても、さらに中古アパートをもう一つ買えてしまうのです。不思議な感覚ですが7,000万円でも高いと感じていると1億円も同じくらいに見えてくるのです。

でもよく考えるとそこには、3,000万円の差額があります。首都圏であれば家を買えるくらいの金額です。金銭感覚がマヒをしているのかもしれません。周囲に惑わされずに自分の基準を持ってアパート経営をする必要があると思います。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加