築浅アパートの売却は難しいのか

知り合いの不動産投資の方が、埼玉の築5年経った3階建てアパート(9,000万円)の売却を進めています。

売却開始から半年経過をしていますが、一向に売れる気配がないとのことです。

当初は利回り7% で進めていましたが厳しくなったらしく、契約も専任媒介から一般に変更して、500万円値下げ(利回り7.5%)にしていますが、まだ成立にはいたってないようです。

私が所有していた都内中古の区分マンション2戸を売却をした際に、時期も夏場でありましたが開始から契約成立まで3ヶ月かかりました。
しかも1度値下げをしていても反応が良くありませんでした。
結局、法人の不動産会社が将来社宅に使うという目的で相場より低めの利回りでしたが、2戸同時に購入いただきました。
回転の早い区分マンションで、売却先が法人だったからということも幸いだったかもしれません。
投資アパートとなると最終的な売却先は個人投資家になると思います。
個人なので社宅利用ではなくキャッシュフロー確保が主たる目的です。
個人投資家からみてもメリットのある条件でないと築浅アパートの売却も難しいのかもしれません。
アパート経営で、売却理由はいろいろありますが、基本は長期保有が理想的かと思います。