売却前提で進める新築アパートは必要か

新築アパートを購入希望者に話しを聞く機会があったので、最近、不動産仲介会社の営業にこんな言葉を聞いたようです。

「客付けが悪くなっても、5年経って売ればいいんです」

その話を聞いて愕然としました。

中古アパートならまだしも売ることが前提の新築アパートは販売する必要があるのだろうか。

それは、自社が提案するアパートが新築プレミアムでしか客が付かず、5年も満室が持たないと言っているようなものです。

そういう物件が売られたこと知らずに、購入された投資家は貧乏クジを引いたようなものです。

酷い話ですが、このようなことを最近よく聞きます。

いつから新築アパートは、このような消耗品扱いになってしまったのでしょうか。

そういう物件が集まり始めると、余計な競合アパートが増え、新築アパートでの不動産投資自体の評価下がり、何も良いことは生まれません。

ただ売り切った仲介会社だけが利益をうけるだけです。

新築アパートは簡単に購入できる額ではありません。
時間と勉強を重ねた結果、投資していると思います。

不動産投資が右から左に流すようなことにならないように
安定したアパート経営ができる物件を購入したいものです。