アパート会社が提案する土地のチェックポイント

新築アパート会社からの提案は、全国主要都市から提案されます。

新築アパート会社は、福岡県から始まったと言われてますが、徐々に北上しています。

東京(近郊含む)、名古屋、大阪、仙台、広島と次々に支店を開設している感じです。

ある新築アパート会社が進出すれば、追随するかのごとく競合会社も出てきます。

それは、不動産投資のマーケットがある証でもあります。

特に最近の名古屋は異常に高騰し始めています。

そこで注意したいのは、本当に価値のある土地なのかどうかの見極めです。


1.地名で判断しない


名前だけしかわからないのでイメージだけが先行してしまいます。

例えば、名古屋市に港区という名前の地区があります。

東京に住んでる感覚だと港区は、六本木や赤坂がある一等地ですが、名古屋はどちらかというと郊外で、中心地から離れています。

※この地域は、土地が安いから数多くの新築アパートが乱立しています。

あと〇〇大学前の駅名近くも要注意です。

大半の学部は移動してほとんど学生がいない場合もあります。


2.周囲に大型施設がないか


大型の商業施設があれば良いですが、地図でみたときに大きなスペースがある場合は要注意です。

嫌悪施設がある場合もあります。

一度値ごろ感のある新築アパートがあったのですが、数百メートル先に下水処理場がありました。

夏場は匂いもあるかもしれなく入居者に迷惑がかかるかもしれないので提案は断りました。


3.川を超えていないか


駅近くを中心に見たときに、市内には川が流れていることがあります。

この川を越えるか越えないかで土地の価値は大きく変わることがあります。

できれば、中心から川を超えないエリアで検討したいところです。

実際には現地を見てみることが大事ですが、東京圏のオーナーによっては、一度も見に行かない方もいらっしゃるようです。

大事な資産ですから、お金と時間をかけても見に行くべきかと思います。