新築アパート管理で「清掃」はとても重要

名古屋に物件(土地)を見に行った際に
同業の新築アパート会社の物件も見にいきました。

新築アパートは、1社が建てると周囲を同業他社もアパートが建つときがあります。
周囲を見渡すと近くに最近流行のデザイナーズアパートを見ることができます。

もっとも効率的なのは、訪問しているアパート会社に同業者のアパートを見せてほしいというと教えてくれます。

競合関係なのでお互いにチェックしているのでしょうか。
不動産会社を通して空室率も日々チェックされているので教えてくれます。

余談になりますが、居酒屋チェーンで有名な「鳥貴族」は市場調査をせずに「和民」が出店しているところに店を展開しているようです。「和民」はマーケティングされているので十分に採算のある立地だと判断してのことでしょう。
ただし、鳥貴族のようにコストパフォーマンスに優れているなど優位性や自信がないと出来ないですが、、、

話を戻しまして、同業アパートを見るといろいろなところで各社の差が出てきます。

当然外観からしか見えないですが、新築アパートへのこだわりも見えてきます。

特に象徴的にわかるのは、共用部分です。

ズバリ「清掃」状況です。

マンション管理のように日々清掃することは困難ですが状態よって、マンションの扱いや住民の利用度がわかってきます。
・共用部分に落ち葉やコンビニの袋などが落ちていないか
外見ではわからないですが、アパート特有の外階段などではマメにチェックが必要です。
落ち葉が色違いで何種類もある場合は、時間が経っているため清掃がなされていない可能性があります。
・各住戸の前に私物が置かれてないか
廊下にゴミ箱やサンダルなどがある場合は、管理会社が注意徹底していないことが想像されます。
昼間にサンダルが何足も扉前にある部屋を見たのですが、学生の場合は友だちが複数入り浸っているかもしれません。
(そうなると隣接の部屋からもクレームがくる可能性があるため要注意です) 
・自転車は、専用置場に停められているか
都内、都市圏では駐車場はないまでも駐輪場は各戸1台はおけるはずです。
私が見たときは、住戸の前に置かれていました。
・傘は散乱していないか
これも住戸の外壁に何本も並べられているのを見ると、住民の属性が良くないのかもと判断できます。
・共用のゴミ箱は清潔か
ここが分別されていない、汚れていても放置されているなどは論外です。
特に首都圏のオーナーは遠隔地のアパートを購入されるパターンも多いと思いますが管理会社に報告が定期的に行われているシステムの有無など依頼する前に確認することが必要です。

「清掃ができていない」→「汚れが目立つようになる」→「客付の際に印象が悪くなる」→「空室が続く」→「物件価値が下がる」など連鎖的なり一つも良いことがありません。

清掃は、管理コストを掛けてでも月に1~2回は実施して建物価値が落ちないようするべきです。
(専業大家さんであれば、自ら清掃するという仕事もできますが、サラリーマン大家は厳しいです。。)

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