従来型アパートのスペック

従来型アパート

敢えてこのような表現をしたのは
アパートにもいろいろな種類があるから
わかりやすくするために名前を付けました

■従来型アパートの特徴
・1Rないし1K
・2階建ての横並びの部屋
・外階段
・フロ、トイレは一応別だが狭い
・ キッチンは一口コンロないし電気コンロ
・一階のベランダは道路面と同じ高さ
・ロフト付き(なので天井は高め)

非常によくあるタイプのスペックです。

私の学生時代(二十数年前)から大きく変わってない印象ですが
最近の新築アパートの図面仕様を見るとそんなに変わっていないのに驚きます。
※ただし、建売住宅のように無駄のないように最大限につくっているのでベストプランである場合もあります。

新築アパートをデザイナーズアパートと称して
外壁の色が奇抜であったり間接照明があったりと
オシャレな感じにはなっていますが、図面を見る限り
そんなに変わっていないと思います。
(もちろん、水回りなどの設備は良くなっていると思います)

このようなアパートにも住んだこともある(方も多いと思います)ので
経験上のコメントをつけると、、

■従来型アパートの実際
・1Rないし1K
→狭い15㎡くらいだと、テーブルとベットだけでほぼ終了
備え付けのクローゼットがあればいいですが、十分な部屋の広さがとれないとモノもおけないのでかえって不便

・2階建ての横並びの部屋
→隣同士の音が聞こえる(夜中も気を使ってしまう)

・外階段
→汚れやすい、落ち葉などが積もる(まめに清掃が必要)

・フロ、トイレは別だが狭い
→洗面台が狭い(女性は別に居住スペースにドレッサーが必要かも)

・ キッチンは一口コンロないし電気コンロ
→料理がしにくい(・・・と言うかできない。お湯しか沸かさなくなる)

・一階のベランダは道路面と同じ高さ
→基本窓が開けられない(防犯上の不安)

・ロフト付き(なので天井は高め)
→最初は得した気分でうれしいが、毎日上がることが面倒、寝室として使った場合、夏場は暑くてツライ

新築プレミアムとして最初は客付も家賃もキープできるが
従来型のスペックでは他のアパートと比較しても競争力ないので
将来的には厳しい現実になる可能性があると思います。

立地も当然大事ですが
競争力ある建物(仕様)も同じくらい大事だと思います。